「7回読み」勉強法をやってみた
【通信教育の学習スタイル】
中央大学法学部通信教育の学習スタイルは、レポート作成が授業の代わりになります。前回も書きましたが、
①教科書を読む
②レポートを書いて合格
③科目試験に合格
のスリーステップ。
レポート課題は基本問題が2問、応用問題が2問の計4問あり、
これに全て合格してはじめて、科目試験の受験資格が得られる仕組み。
【挫折ポイント①教科書を読む】
すてっぷ①の「教科書を読む」は、実は最初の挫折ポイントでもある・・・。
どうしても、目次から順番に「理解しながら読み進もう」としてしまったのですが、どんなにわかりやすく書かれた入門書とされる教科書でも、法律初学者が「最初から理解しながら読む」のはほぼ無理。すぐ挫折。
そこで、役に立つ勉強法を紹介するサイト「STUDY HACKER」で見つけたのが
そのころ流行していた「7回読み」勉強法。
「同じ本を7回読む」のです。
わからない苦しさを抱えたまま、頭から教科書を読み進めるのは本当に苦行ですが、
7回読み勉強法はちょっとコツがあって、苦行がちょっと楽になります。
【7回読み勉強法の概要】
①1~3回目→「サーチライト読み」
見出し、漢字やまとまったキーワードだけを目で追う、
黙読もしない。3行ずつくらい斜め読みで読み流し、全体像をつかむ。
②4、5回目→「平読み」
普通のスピードで読む。重要キーワードを意識し、要旨をつかむ。
③6、7回目→「要約読み」
内容を頭で要約しながら読む。
(詳しくはこちらのサイトを。)
最速で確実に結果がついてくる「7回読み」勉強法——東大首席卒・NY州弁護士 山口真由さんインタビュー【第1回】 - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
「サーチライト読み」には時間をかけてはいけないそうです。
60分で100ページくらい読み進めるスピードで3回繰り返す。
(私は慣れるまでは大変で、何も理解しないまま字だけをひたすら追い、最後まで流し読みをするのが無意味に思えてきつかったのですが、サーチライト読みに時間をかけすぎたようです。)
2回目、3回目では不思議と「教科書のこの場所にはこれについて書いてある」と全体像が見え始め、おおまかな地図を頭にいれたような感じになります。
4回目で初めて「平読み」、普通のスピードで読む。
私は、この4回目の通読と並行して、アウトプットの時のために、教科書に重要キーワード、自分なりに理解し要約した内容を書き込んでおきます。レポート課題に関連することは重点的に。
5回目では、4回目で教科書に書き込んでおいたキーワード、要約をアウトプット用のノート(レポート・試験で使う)に書き移したり書き足したりします。
5回目はだいぶ理解も進んでいるので、条文を参照しながら必要な条文をノートに書き込むのも、記憶定着とアウトプット対策には効果的です。
6回目、7回目は時間が足りない場合、または教科書のボリュームが多い場合にはやりませんでした。数少ないですが、7回読んだ教科書はかなり理解度が深まったのは確か。
【7回読み勉強法の落とし穴】
試験の段階、アウトプット対策をしておかないと、
7回読みをしただけでは、分かった気になって終わってしまいます。
実際に、私はわかったつもりで臨んだ試験当日、まったくアウトプットできずに
頭は真っ白、答案も真っ白で帰宅したことがあります。
わかっていた気になっていた分、手も足も出ず悔しい。
レポート作成は教科書・六法を見ながらゆっくり書けるのでいいのですが、
試験は1時間内に真っ白な解答用紙上に、自分の手で、採点者が読みやすい文章で論点、根拠、結論、、といったものを書き出さないといけないので、アウトプット対策はセットでやらないと悔しい結果に。
教科書に要約を書き込む、それをさらにノートに書き移す、という方法はおすすめです。
次回は、アウトプットでうまくいった方法を紹介したいと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
大人の学びなおし
【通教で学び直し】
大人の学び直し、リスキリングといえばかっこいいですが、私の場合は大学を中退しているので、2年次からという少々中途半端な学年からの学び直しです。
これが約10年前の秋。「人生を変える8万円」と入学金を払い込み、志望動機を提出して入学許可が出され、通教の社会人学生となりました。
通教を卒業するためには、法律科目についていえば全部で88単位が必須。
10年生、あと12単位残してしまっている現状。
【通信教育での単位取得の流れ】
単位取得のためきは、基本的には履修登録した科目のレポート課題4つ(2単位の科目は2つ)を合格し、かつ年4回ある科目試験(5月、7月、11月、1月)でパスしなければなりません。
ちなみに、夏季・短期の対面スクーリング、またはオンラインスクーリング、オンデマンドスクーリング(録画された講義を一定期間内に視聴)を活用すれば、レポートが半分(4つなら2つに)免除されるので負担は減りますが、最終的にはスクーリング最終日の試験(オンデマンドは除く)に合格する必要があり、気は抜けません。
【最初の関門】
第一関門は、教科書を読むこと。独学の基本ですがこれもなかなか、やっかい!
入学後に送られてきた教科書を読み始めたものの、なかなか1通目のレポートに取り掛かるのが難しかった記憶があります。
単位取得だけに限って言えば、どの教科でも、単位を取るには次のステップをクリアしなければなりません。
①教科書を読む
②合格レベルのレポートを書く
③試験で合格レベルの答案を書く
まずは①の「教科書を読む」からスタートするのですが、これがけっこうきつい!というか苦行。
なぜなら、大学の指定教科書は、ただ読んではじめから簡単に理解できるものではなく、少なくとも一度目は「理解できないまま読みすすめないといけない」からです。
わからない法律用語はネット検索で調べたり、最近ならチャットGTPもある程度利用できるかもしれませんが、レポート課題がどんな解答を求めてるのかを理解できないとレポートは合格がもらえない仕組み。
合格レベルのレポートを書くには、経験上、やはり教科書、ときには参考書を通読しないと難しい。
課題に関連する部分だけ読んで書いたレポートは、当然ですがすべて不合格になりました!不合格レポート作成に時間と労力を費やしてしまうので、教科書通読は避けずにやり遂げたいところです。
次回は、レポート合格につながる効果があった、教科書の読み方について書きます。
お読みいただきありがとうございました!
今年も留年、10年生
中央大学法学部通信教育課程に入学した2015年から、あっという間に10年あまりの月日が流れました。
2024年3月の卒業をあきらめ、観念して今年も学費(人生を変える8万円)を納めた社会人学生です。
来年こそ卒業を目指して、モチベーション維持と記録を兼ねてブログを立ち上げました。
独学で法律を学ぶことの大変さと面白さは身に染みております。
このブログでは、何より独学あるあるの失敗、落とし穴、そしてちょっとずつ修正してうまくいった勉強法、単位取得の勉強計画の方法をシェアしていきたいと思います。
入学してみたものの、なかなかレポートに合格できない、単位が取れずに途方に暮れている通教生の仲間に、のぞいていただけたらうれしいです。
よかったら、卒業までおつきあいください!