【通教で学び直し】
大人の学び直し、リスキリングといえばかっこいいですが、私の場合は大学を中退しているので、2年次からという少々中途半端な学年からの学び直しです。
これが約10年前の秋。「人生を変える8万円」と入学金を払い込み、志望動機を提出して入学許可が出され、通教の社会人学生となりました。
通教を卒業するためには、法律科目についていえば全部で88単位が必須。
10年生、あと12単位残してしまっている現状。
【通信教育での単位取得の流れ】
単位取得のためきは、基本的には履修登録した科目のレポート課題4つ(2単位の科目は2つ)を合格し、かつ年4回ある科目試験(5月、7月、11月、1月)でパスしなければなりません。
ちなみに、夏季・短期の対面スクーリング、またはオンラインスクーリング、オンデマンドスクーリング(録画された講義を一定期間内に視聴)を活用すれば、レポートが半分(4つなら2つに)免除されるので負担は減りますが、最終的にはスクーリング最終日の試験(オンデマンドは除く)に合格する必要があり、気は抜けません。
【最初の関門】
第一関門は、教科書を読むこと。独学の基本ですがこれもなかなか、やっかい!
入学後に送られてきた教科書を読み始めたものの、なかなか1通目のレポートに取り掛かるのが難しかった記憶があります。
単位取得だけに限って言えば、どの教科でも、単位を取るには次のステップをクリアしなければなりません。
①教科書を読む
②合格レベルのレポートを書く
③試験で合格レベルの答案を書く
まずは①の「教科書を読む」からスタートするのですが、これがけっこうきつい!というか苦行。
なぜなら、大学の指定教科書は、ただ読んではじめから簡単に理解できるものではなく、少なくとも一度目は「理解できないまま読みすすめないといけない」からです。
わからない法律用語はネット検索で調べたり、最近ならチャットGTPもある程度利用できるかもしれませんが、レポート課題がどんな解答を求めてるのかを理解できないとレポートは合格がもらえない仕組み。
合格レベルのレポートを書くには、経験上、やはり教科書、ときには参考書を通読しないと難しい。
課題に関連する部分だけ読んで書いたレポートは、当然ですがすべて不合格になりました!不合格レポート作成に時間と労力を費やしてしまうので、教科書通読は避けずにやり遂げたいところです。
次回は、レポート合格につながる効果があった、教科書の読み方について書きます。
お読みいただきありがとうございました!